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ホワイトペーパー

pSOS から OSE へのコンバージョン

    OSE リアルタイム・オペレーティングシステム

    フレキシブルで信頼性のある分散システム向け高パフォーマンス RTOS

    • フォルトトレラントな高可用性分散システム向けに最適化
    • 豊富な機能とパワフルなメッセージパッシング・プログラミング・モデルで、製品品質の向上と開発コストの削減
    • 高パフォーマンス、決定論的なリアルタイム・レスポンス
    • 大規模マルチノード・システムに拡張可能
    • フィールドで稼働中にアップグレード可能
    • クラス最高のツール
    • 包括的なネットワーキングとセキュリティ

    高可用性分散システム向けのクラス最高RTOS

    OSEは、高パフォーマンスなフル機能のモジュラー型リアルタイム・オペレーティングシステムで、最高の可用性と信頼性を必要とする複雑な分散システム向けに最適化されています。OSEのプリエンプティブなリアルタイム・レスポンスは、内蔵のメモリ保護機能(オプションでMMUサポート)、監視機能、エラー処理機能と連携します。フォルトトレラントな分散システムは、真の決定論的なリアルタイム・ビヘイビアを99.999%以上の可用性で必要とします。OSEはこうしたシステムの構築に理想的なRTOSです。

    高レベルのメッセージパッシング・プログラミング・モデル

    OSEは高レベルのメッセージパッシング・プログラミング・モデルを採用しています。このため、複雑なアプリケーションをよりシンプルな並行プロセスに容易に分解できます。各プロセスは高速かつ直接的なメッセージを介して通信を行います。こうした高レベル・アブストラクションにより、複雑なアプリケーションの概念化、モデル化、パーティション化、デバッグが容易になります。また、透過性を提供し、アプリケーションを基礎ハードウェアや物理的トポロジの細部から切り離します。こうして、結果コードのスケーラビリティを向上させ、移行を容易にします。

    シンプルでもパワフルなAPI

    OSEは、シンプルでもパワフルなAPIを備え、高レベル・アブストラクションを実現します。例えば、プログラマは自社アプリケーションの大半をわずか8つのシステムコールでコーディングすることができます。こうした汎用的なAPIは、OSEの高レベルのメッセージ・プロトコルとともに、アプリケーションのサイズや複雑性を軽減し、プログラムを保守しやすく、読みやすく、理解しやすくします。OSEファミリーの全製品 (OSE、OSEck、OSE Epsilon) は、同じAPIを共有しているため、アプリケーション・コードの変更をほとんど行う必要なく、3つのRTOS間でアプリケーションを容易に移行できます。

    分散システム向けにカストマイズ

    エニアLINXプロセス間通信 (IPC) サービスは、メッセージパッシングの利点をいくつものプロセッサにまたがるOSEアプリケーション向けに拡張したものです。LINXは複雑なアプリケーションのパーティション化を容易にし、複数のプロセッサに分散するプロセスが、あたかも同一のCPU上で動作しているように、シームレスに通信できるようにします。また、LINXは結果コードの拡張と保守を容易にします。機器メーカーは、既存アプリケーションに最小限の影響しか与えることなく、自社システムの拡張、アップグレード、最新ハードウェアの活用が容易に行えます。

    複数DSP・CPU間のシームレスな接続

    また、LINX IPCサービスは、OSEを実行する複数のCPUとOSEckを実行する複数のDSPを組み合わせるような分散システムの設計を簡素化します。この場合、同一コア、マルチコアの両方で対応可能です。多くの分散システムでは、コントロール・プレーンに汎用CPUが使われ、ユーザ・データ・プレーンにDSPが使われます。LINXを通じて、OSEとOSEckは統合的なソリューションを提供しているため、設計者は複数のプログラミング環境を学習することなく、コントロール、ネットワーキング、アプリケーション処理といった諸機能を、ホストプロセッサ上ではOSEで、DSP上ではOSEckで利用するということも可能となります。

    実行時ソフトウェア・アップグレード

    OSEのプログラム管理と実行時プログラム・ローディングは可用性を高め、保守コストを軽減します。開発者やフィールド・サポート・チームは、ライブ・システムの変更やアップグレードが可能となります。OSEでは、プログラムは、他のプログラムに依存したり、他のプログラムの実行を妨げることなく、実行時にロード、アンロード、起動、停止できます。OSEのメモリ・マネージャは、新しいプログラムのロード/アンロードの間に起こり得る障害から既存プログラムを保護します。

    OSEソフトカーネル・シミュレーション環境

    OSEのソフトカーネル環境は、分散型のシミュレーション環境を提供し、OSEのプロセスがWindows、Unix、Solarisのホストで実行できるようにします。また、実行中のリアルタイム・システムと連携することもできます。これにより、設計者は、ハイブリッドのソフト/ハードのOSEターゲット環境を構築できます。この環境を使って、設計者は自分のアプリケーションの一部をホスト上で実行したり、ハードウェアが入手可能となった際、ハード・ターゲットにアプリケーションを移行することができます。

    完全なシステム・ソフトウェア・プラットフォーム

    OSEはシステム全体の設計を大幅に簡素化、統合化する機能を数多く備えています。例えば、クラッシュセーフな分散ファイル・システム、ネットワーキング・プロトコル、セキュリティ・プロトコルの包括的なスィートなどが含まれています。また、OSEは、エニアの高可用性ミドルウェア、Polyhedraリアルタイムデータベース管理ソフトウェアとパッケージ化することができます。これにより、導入後すぐに使えて、広い範囲の組み込みアプリケーションに対応可能な完全なプラットフォーム・ソリューションを提供します。

    多種多様なプロセッサをサポート

    • ARM コンソーシアム・ファミリー:ARM 7、ARM 9、ARM10、XScale
    • MIPS 32 コンソーシアム・ファミリー
    • Freescale PowerPC ファミリー: MPC 5xx、MPC 5xxx、Host Processors MPC 7xxx、PowerQUICC I MPC 8xx、PowerQUICC II MPC 82xx 及び MPC 83xx、PowerQUICC III MPC 85xx、Host Processors MPC 8xxx
    • IBM PowerPC ファミリー(AMCC製): 405EP、405GP、440GP、440GX
      IBM PowerPC ファミリー(IBM製):750、750CX、750FX、750GX
    • INTEL ARM 5 ファミリー - XScale、PXA-25x
    • Intel ネットワーク・プロセッサ: IXP2400
    • Texas Instruments:OMAP (全チップセット、OMAP DSP の部分については、OSEckの項を参照してください)
    直感的なメッセージパッシング・アーキテクチャ・プログラミング・モデル モジュラー型システムの設計を容易にし、複雑さを減少。保守コストを軽減
    監視機能、リソース障害検出機能、エラー処理機能を内蔵 エンドプロダクトの信頼性、可用性、堅牢性を向上
    複数CPU上に位置する複数プロセス間の透過的なLINX通信 分散型の設計を簡素化、システムの構成、拡張、アップグレードが容易に
    メモリ保護機能付き
    (オプションでMMUサポート)
    堅牢性と安全性を向上、デバッグを簡素化
    実行時のソフトウェア・アップグレード フィールドで運用中のシステムの可用性を高める
    動的に再構成できる ダウンタイムを短縮
    シンプルでもパワフルなAPI、ほとんどのアプリケーションを8から10のシステムコールでコーディングできる 学習しやすい、プログラミングの迅速化、コード・サイズの縮小
    プリエンプティブで決定論的なリアルタイム・レスポンス 高可用性でミッションクリティカルなアプリケーションに最適
    OSEck、OSE Epsilonと同じアーキテクチャ及びAPIを使用 OSEファミリー製品にわたってアプリケーションを再利用
    システムレベルのシミュレーション ターゲット・ハードウェア向けに、先行してコード開発