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エニア、高度なシステム分析とプロファイル機能を加えた Eclipse ベースの Optima Tool Suite の強化版をリリース

新機能 Event Viewer と System Profiler により、複雑な分散型マルチコア・システムに対する高レベルの可視性を提供

2008年7月1日、スウェーデン・ストックホルムおよびカリフォルニア州サンホセにて
ネットワーク・ソフトウェアおよびサービスの世界的リーディング・プロバイダであり、Eclipse Forum のメンバーであるエニア (Nordic Exchange/Small Cap/ENEA) は、本日、Eclipse ベースの Enea Optima Tool Suite の新バージョンのリリースを発表しました。今回のバージョンでは、システムレベルのデバッグ機能とプロファイル機能が強化されています。Optima のバージョン1.5では、2つのツール Event Viewer と System Profiler が新しく追加されました。これらのツールは高レベルの可視性を提供し、複雑な分散型マルチコア・アプリケーションの開発やデバッグを大幅に簡素化します。

エニアのマーケティング部門担当部長 Terry Pearson は次のように述べています。「Optima の高度なデバッグ機能とプロファイル機能は、より高レベルの抽象化を実現し、複雑な組み込みアプリケーションの動作に関する独自の洞察力を開発者に与えます。Optima は、個別のソースコード・ラインで動作する従来のデバッガーとは異なり、開発者がシステムレベルでアプリケーションのデバッグを行なえるようになっています。開発者はまた、CPU 負荷量をソースコードの関数レベルではなく、1プロセスあたりあるいは優先度別にモニターすることができます。

Optima は、Eclipse ベースの Enea OSE リアルタイム・オペレーティングシステム用統合開発環境 (IDE) です。Optima は、オープンソースの Eclipse プラットフォームと C/C++ 開発ツールの技術を利用して、高度なシステムレベルのブラウズ、デバッグ、プロファイリング、分析のツールを提供します。これらのツールは、複数のプロセッサにまたがる大規模分散型システムのデバッグと最適化を大幅に簡素化します。Optima のプラグインはすべて、完全分散型のデバッグをサポートします。これにより、接続されたネットワーク内のどのターゲット CPU にも、直接的な接続を必要とせずにアクセスできます。

Optima の Event Viewer は、OSE のイベント・アクション・メカニズムへのアクセスを提供します。Event Viewer は、プロセスの作成と終了、シグナル・トランザクション、コンテキストスイッチ、エラー状態などのオペレーティングシステムのイベントに加えて、インスツルメントされたコードから起動されたアプリケーション固有のイベントもサポートします。
開発者は Optima Event Viewer を利用して、あるイベントがそれに関連付けられたフィルタ基準に一致するたびに特定の動作が実行されるように、OSE を設定することができます。こうした動作には、例えば、発生イベントの情報を後で検索できるように循環トレースバッファに記録する、各種 Optima ツールに対してイベント情報を含んだ通知シグナルを送信する、ある一連のプロセスの実行を中断する、などがあります。

Optima の System Profiler は、OSE のプロファイリング・メカニズムへのアクセスを提供します。このプロファイリング・システムを使って、CPU の総負荷量、1プロセスあたりまたは優先度レベル別のCPU 負荷量などの統計値だけではなく、ソースコードにインスツルメントされたアプリケーション固有の各種カウンタの値も記録することができます。

Event Viewer と System Profiler は、単一の統一インフラを特長とします。このインフラを通じて、アプリケーション・レベルからデバイス・ドライバまでの組み込みソフトウェアの動作を理解し、最適化するために必要となる、トレース、デバッグおよび統計情報のすべてを制御および表示することができます。Event Viewer は、データを表形式で表示します。System Profiler は、表形式とともに、2D と 3D のグラフも表示します。さらに、両ツールとも、データの追加処理ができるように、XML 形式によるデータの保存とエキスポートをサポートしています。


高度な実行時モード・デバッグ機能のサポート

Optima Tool Suite は、高度な実行時モードおよび事後デバッグ機能を備えている点で、他の競合ツールとは一線を画します。Optima の実行時モード・デバッグ機能は、従来のフリーズモードのソリューションとは異なります。このデバッグ機能により、プログラマは、システムの他の部分に影響を与えずに、システムの動作を中断させることなく、状態情報の収集や個別プロセスとスレッドの制御を行うことができます。このデバッグ機能は、ある環境の下でのみ障害が発生するような、複雑で相互依存性のある大規模アプリケーションに極めて高い効果を発揮します。こうしたアプリケーションの場合、システム全体を停止させ、大量のコード・セクションを一度実行しただけでは、障害の原因となった欠陥を突き止めることはできません。

Optima の事後デバッグ機能により、プログラマは障害発生時にシステム状態情報の一部またはすべてを保存することができます。保存された情報は後で検索が可能です。Optima は、障害が発生したプロセスに関するシステムおよびソースコードのデバッグ情報をわずか3.5キロバイトの保存データとして提供します。Optima の実行時モードおよび事後のデバッグ機能は、従来のフリーズモードのデバッグ・ソリューションと異なり、開発中でもシステムがサービス中であっても利用することができます。

これらのツールの価格は別途設定されています。System Browser のフローティング・ライセンス版の価格は、1,000ドルからとなっています。Optima Event Viewer とSystem Profiler の各ツールの価格は、フローティング・ライセンス版でそれぞれ2,000ドルからとなっています。

 

Enea について
Enea は、リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、ミドルウェア、開発ツール、データベース技術およびプロフェッショナル・サービスのリーディング・サプライヤです。通信インフラストラクチャや携帯端末、医療機器、自動車制御システムなどの高可用性システム向けにソフトウェアとサービスを提供しています。Enea の主力オペレーティング・システムであるOSEは、世界の3G携帯電話および基地局の約半数で使用されています。 Eneaは、700名以上の従業員を擁し、ストックホルム株式取引所に上場しています。詳しくは www.enea.com をご参照下さい。

 

Enea®, Enea OSE®, Polyhedra® は Enea の登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。

 

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広報担当 荒川由紀
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