2008 年6 月 4 日、スウェーデン・ストックホルムおよびカリフォルニア州サンホセにて
ネットワーク・ソフトウェアおよびサービスの世界的リーディング・プロバイダであるエニア (Nordic Exchange/Small Cap/ENEA) とシリコン知的財産権 (SIP) プラットフォームの大手ライセンサーである CEVA, Inc. (NASDAQ: CEVA) (LSE: CVA) は、本日、CEVA-TeakLite-III および CEVA-X の2種類の CEVA DSP アーキテクチャ用に Enea OSE® ck リアルタイム・オペレーティングシステムの提供を開始したことを発表しました。低消費電力・高パフォーマンスを特長とするこの2種類の DSP アーキテクチャは、Enea OSE ck との連携により、高品位オーディオ、ポータブル・メディア・プレイヤー、3G / 4G 携帯端末、VoIP 住居用ゲートウェイなど、多種多様のマルチメディアやワイヤレス・ベースバンド用途に対応する理想的なプラットフォームを提供します。
エニアのマーケティング担当部長 Terry Pearson は次のように述べています。「今日の消費者向け融合型マルチメディア・デバイスは、膨大な量のシグナル処理を必要とします。しかし一方で、これらのデバイスはコストと電力に厳しい制約があります。CEVA のコアは、低消費電力でかつてないほど優れたシグナル処理能力を発揮します。Enea OSE ck は、省フットプリント、素早いリアルタイム・レスポンス、高レベルのプログラミング環境などの特長を持ち、CEVA のプロセッサをターゲットとした複雑なシグナル処理アプリケーションの開発や配備に最適です。」
CEVA の営業 / パートナー戦略担当部長 Eyal Ben-Avraham 氏は次のように語っています。「当社の CEVA-TeakLite-III と CEVA-X の2種類の DSP アーキテクチャは、スケーラブルで低消費電力・高パフォーマンスなシグナル処理について新たな基準を提示するものです。Enea OSE ck は、世界各国の数百万台ものデバイスに出荷実績のあるリアルタイム・アーキテクチャを備えています。Enea OSE ck には、小さなコードサイズとメモリ・フットプリント、直感的なメッセージング・アーキテクチャ、C などの高レベル言語のサポートなどの特長があります。これにより、CEVA ベースのマルチメディアやベースバンド用のアプリケーションの開発・ホスティング向けに魅力的なプラットフォームを実現します。」
CEVA-TeakLite-III™ は、幅広く採用されている DSP コア TeakLite ファミリーをベースとした第三世代の DSP アーキテクチャです。CEVA-TeakLite-III コアは、ネイティブ32ビット処理とデュアル MAC (積和演算) アーキテクチャを特長としており、Dolby Digital Plus 7.1、Dolby TrueHD、DTS-HD などの高品質オーディオに最適です。また、このコアは、コスト重視型の消費者向け製品、例えば2G / 2.5G / 3G ワイヤレス・ベースバンド・モデム、広帯域音声 / オーディオ・プロセッサ、ポータブル・メディア・プレイヤー、VoIP 住居用ゲートウェイ、デュアルモード・セルラー / VoWiFi 携帯端末などにも適しています。
CEVA-X は、低消費電力で高レベルのパフォーマンスを提供する、スケーラブルな VLIW-SIMD DSP アーキテクチャです。多目的なCEVA-X アーキテクチャには、複数の派生コアが用意されています。これらの派生コアは、3G / 4G 携帯電話、スマートフォン、パーソナル・メディア・プレイヤー、インフラ機器といった特定の用途で、パフォーマンス、価格、電力の諸要件を満たすべく最適化が可能です。CEVA-X アーキテクチャは、ユーザ定義のインストラクションにより拡張可能です。また、演算リソースやメモリ帯域の追加とともに、2個から16個までの MAC (積和演算器) をサポートすることでスケーラビリティを確保しています。
Enea OSEck (OSE Compact Kernel) は、エニアのフル機能 OSE RTOS を DSP 向けに最適化したバージョンです。OSEck は、最小構成で8キロバイトしかメモリを占有せずに、完全にプリエンプティブでイベントドリブンなリアルタイム・レスポンスを提供し、さらに組込型エラー検出・処理機能を備えています。これらの機能を組み合わせた OSE ck は、テレコム、データコム、自動車、産業コントロール、医療、軍需 / 航空といった、厳しいメモリ制約の下で信頼性のあるリアルタイム制御とシグナル処理を必要とする用途に最適です。
Enea OSEck は、OSE ファミリーの全製品と同様、高レベルのメッセージパッシング・プログラミング・モデルを採用しています。このため、複雑なアプリケーションをよりシンプルな並行プロセスに容易に分解できます。各プロセスは高速かつ直接的なメッセージを介して通信を行います。Enea LINX プロセス間通信 (IPC) サービスは、メッセージパッシングの利点を複数の DSP にまたがる Enea OSEck アプリケーション向けに拡張したものです。Enea OSE ck は、シンプルでありながらパワフルな API を備え、高レベルのアブストラクションを実現します。例えば、プログラマは自社のアプリケーションの大半をわずか8つのシステムコールでコーディングすることができます。こうした汎用的な API は、OSE ck の高レベルのメッセージ・プロトコルと連携して、アプリケーションのサイズや複雑性を軽減し、プログラムを保守しやすく、読みやすく、理解しやすくします。
Enea について
Enea は、リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、ミドルウェア、開発ツール、データベース技術およびプロフェッショナル・サービスのリーディング・サプライヤです。通信インフラストラクチャや携帯端末、医療機器、自動車制御システムなどの高可用性システム向けにソフトウェアとサービスを提供しています。Enea の主力オペレーティング・システムであるOSEは、世界の3G携帯電話および基地局の約半数で使用されています。 Eneaは、700名以上の従業員を擁し、ストックホルム株式取引所に上場しています。詳しくは www.enea.com をご参照下さい。
CEVA, Inc. について
米国カリフォルニア州サンホセに本社を置く CEVA は、シリコン知的財産権 (SIP) プラットフォーム・ソリューション、および、携帯端末、消費者向け電子機器、ストレージ・アプリケーション用 DSP コアの大手ライセンサーです。CEVA の IP ポートフォリオには、マルチメディア、オーディオ、VoP (voice over packet)、Bluetooth、シリアル ATA (SATA) 向けの包括的なソリューションの他に、さまざまな価格/パフォーマンスの組み合わせで複数の市場に対応すべく、多様なプログラマブル DSP コアおよびサブシステムが用意されています。2007年、CEVA の IP は2億2500万台以上のデバイスに搭載、出荷されました。詳しい情報は、www.ceva-dsp.com/ をご覧ください。
Enea®, Enea OSE®, Polyhedra® は Enea の登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。
本プレスリリースに関する問い合わせ先:
エニア・エンベデッド・テクノロジー株式会社
広報担当 荒川由紀
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