世界初、ソフトウェアで実現する第3世代W-CDMA基地局用OSに
OSE RTOSを採用することにより高性能を低コストで実現可能に
ストックホルム、ケンブリッジ発 2003年2月18日
OSE Systems (オーエスイー・システムズ、本社:スウェーデン、以下OSE)は本日、PA Consulting Group Ltd(ピーエー・コンサルティング・グループ、本社:英国 ケンブリッジ、以下PA)が開発した第3世代W-CDMA(広帯域符号分割多重接合)基地局用ソフトウェアにOSEリアルタイム・オペレーティングシステム(RTOS)が採用されたことを発表しました。
PAが提供する「オール・ソフトウェア・ソリューション」を使用することにより、第3世代のインフラ製造者は基地局のハードウェア・コストを飛躍的に削減することができると共に、柔軟性が高く、高性能な製品を開発することが可能になります。
また、このソリューションは、大きなマクロセル型の基地局からコンパクトなピコセル型の基地局のような、異なったタイプの基地局も簡単に設計開発することが可能です。
PAが提供する最先端ソリューションは、特別なハードウェアの代わりに汎用のDSPプロセッサを使用し、ソフトウェアでW-CDMAの機能を提供します。これにより開発時のコストを削減すると共に柔軟性を高めることが可能になります。PAのソフトウェア・ソリューションを使用することで、ネットワークオペレータは新しいソフトウェアをリモート操作でダウンロードし、システムの機能を変更する事ができ、また処理をそれぞれのユーザ用に調整することもできます。全てをソフトウェアで実現することで、処理要求を減らすための動的なリソース分配や "ロードバランシング"機能も利用可能です。
さらには基地局製造者が特許を持つ適応型復調技術を使用することができるようにし、これにより基地局は、それぞれのユーザのチャンネル条件といつでも一致するように受信処理を最適化し、追加ハードウェアなしに感度を改善する事が可能になります。
このソフトウェア・ソリューションにおいて特に通信アプリケーションの要求に合致したOSE RTOSが採用されています。PA Consulting GroupのTim Lunn氏は次のように述べています。「全てをソフトウェアで実現するベースバンドのダイナミック・スケジューリング・フレームワークは非常に複雑な処理を必要とし、如何にタスクのスケジューリングやメモリの管理が効率良く行われるかが非常に重要である。私たちは強力な機能を持っているにもかかわらず、CPUに負担をかけないことからOSEリアルタイム・オペレーティングシステムを選択した。」
また、OSEのUKマネージャであるRichard Blackburn氏は次のように付け加えました。
「OSEアーキテクチャは効率的なメッセージパッシング・アーキテクチャや高いデータスループットを持っており、またCPUとDSP両方をサポートし、通信システムを構築するのに最高の環境を提供している。この新しいソフトウェア・ソリューションはOSEが次世代テレコム機器の要求に最適に適合しているかを示す良い例である。」
ベースバンド部分は第3世代基地局の核と成すところであり、第3世代ネットワークにおいて最も費用のかかる部分です。基地局の性能はエンド間のシステム性能に致命的なインパクトを与えるものでもあります。W-CDMAはインターネット、マルチメディア、ビデオ及び通信容量を多く要求される広帯域無線通信テクノロジの一つです。
出荷時期
PA Consulting Groupが提供するソフトウェア・ソリューションのリリース1は現在提供中です。また、2月18日から21日までカンヌで行われる"3GSMカンファレンス"でデモが行われます。
リリース2は、12.2kから384kのアップリンク・データレートをサポートし、HS-DPAハイスピード・パケットデータサービスの信号処理を実装予定で、近日中に入手が可能になる予定です。
PA Consulting Groupについて
PA Consulting Groupは最新のマネージメントとシステムおよび技術力を持ち合わせたコンサルティング企業です。60年前に設立され、20国以上で40のオフィスを持ち、世界的に活動しています。PAは最初のアイディアから発展させ、詳細な実現までのプロセスを洞察する能力を持つ約4,000人の知識および経験を持ちます。
PAは株主および顧客価値を上げ、ビジネスを獲得する為に戦略を作り、クライアントがその革新性および技術を活用し事業の成長を加速させるのを支援します。PAはクライアントと共に効率の改善をし、人的資源を活性化し、変化を効率的に実施していきます。その支援には主要なプロジェクトの管理を行い、企業全体に渡るシステムおよび完全なEビジネスの解決策を設計し、実現することも含まれます。
PAは、単にそれらを提案することではなくクライアントの利益を作り出す事に集中しています。また、それは世界中のそれぞれの主要産業および政府のために顕著な実績があります。さらにそのクライアントのために、ソフトウェアから無線通信技術、及びライフサイエンスにまで及ぶエリアの最先端技術を開発します。
PAは人々の較差および質、その産業洞察力の深さ、技術開発および利用、さらにその独立性及び尊敬の文化、クライアントとの作業における柔軟性及び共同作業により、その競合者とは一線を画します。
OSE Systemsについて
オーエスイー・システムズ(OSE Systems)は分散フォルトトレラント・アプリケーション向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)と開発ツール、サービスのリーディング・カンパニーです。OSEは航空電子工学、医療、自動車及び産業関係の制御等の安全性及びハイアベイラビリティが重要な分散型フォールトトレラントなアプリケーションにおいても使用されています。Ericsson, Lockheed Martin, Samsung, Agere Systems, SonyおよびBoeing社等の先端企業がOSEを採用しています。OSEはEnea Data (SAXESS: ENEA)の子会社です。 Eneaは組み込みシステム,IT及び e-business ソリューションに対するリアルタイムアプリケーションの開発及びサポートを含んだ特化した技術分野に対する製品,トレーニングを企画、販売しています。スウェーデンのストックホルムを本拠にEneaは全世界で600名以上の従業員を擁しております。詳しくは、www.enea.co.jp にてご確認下さい。Eneaに関する詳しい情報はwww.enea.comを参照願います。
OSEはEnea Embedded Technologyの登録商標です。
それ以外の会社名及び製品名は其々の所有者の登録商標もしくは商標です。
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