OSEシステムズとモトローラPowerQUICCプロセッサのコンビネーションが、ネットワーキング/通信アプリケーション用の最強のハードウェア、ソフトウェア・プラットフォームを提供
2003年3月24日 テキサス州ダラス スマート・ネットワーク・デベロッパー・フォーラムにて
通信市場向けオペレーティングシステムのリーディングサプライヤーであるOSE Systems (オーエスイー・システムズ、本社:スウェーデン、以下OSE)は本日、モトローラのMPC8560とMPC8540通信プロセッサに始まる最新PowerQUICC™ IIIアーキテクチャに対応したOSEリアルタイム・オペレーシングシステム(RTOS)と開発ツールの提供を開始することを発表しました。
ハイアベイラビリティに最適化され、通信/ネットワーキング・アプリケーションに適したOSE RTOSとそのツール群は、最も柔軟で堅固なPowerQUICC向け開発/ランタイム・プラットフォームを提供します。
モトローラ社ネットワーキング&コンピューティング・システムズ・グループのコーポレート・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャであるDavid Perkins 氏は、「OSEシステムズが我々のハイパフォーマンスPowerQUICC III通信プロセッサのRTOSサポートを約束したことを喜ばしく思います。PowerQUICC III プロセッサとOSE RTOSとのコンビネーションは非常に高いバンド幅を要求するお客様のアプリケーションニーズに対してパワフルな通信プラットフォームを提供します。」と述べています。
OSEシステムズのノースアメリカ・バイスプレジデントのVance Hilderman氏は、次のように述べています。「モトローラは、最初の通信プロセッサを市場に紹介して以来のマーケットリーダーです。我々はPowerQUICC IIIプロセッサの登場を通信の歴史に残る大きな出来事と考えており、その新しいアーキテクチャを初めからサポートすることを誇りに思っております。新しいPowerQUICC IIIアーキテクチャとOSE RTOSの組み合わせは新しいハイパフォーマンス通信アプリケーションの道を開く、高度に統合された最高のプラットフォームを提供します。」
OSEオペレーティングシステムは、信頼性、セキュリティ、アベイラビリティにおいて最高のものを求める、マルチチャネル、マルチファンクションで、分散された通信アプリケーションのために徹底して作られました。OSEのメモリ管理システムは、PowerQUICCプロセッサのハードウェアMMUの利点を最大限に活かし、内部のバグや外部からのハッカーやウィルスの影響を最小限に抑えるように、複雑なアプリケーションを分割しやすくしています。
OSEのリンクハンドラは、PowerQUICCプロセッサの持つRapidIOスイッチファブリック・インターコネクトを利用してメッセージベースの柔軟な通信フレームワークを提供します。ハードウェアからもアプリケーションからも独立したリンクハンドラのメッセージインタフェースは、異なるCPU間で透過的に動作するプログラムへのインタープロセス通信を提供します。このシームレスなインタフェースはマルチプロセッサ・アプリケーションの作成を簡単にします。これはさらに、ドライバーレベル、アプリケーションレベルのソースコードの変更無しに再構成を容易にするという柔軟性につながります。
モトローラのPowerQUICC IIIプロセッサアーキテクチャについて
PowerQUICC IIIは、PowerPC Book E e500コア、いくつかの標準ペリフェラル、そしてオプションのマルチチャネル・コミュニケーションプロセッサモジュール(CPM)から成る、ハイパフォーマンスな通信コントローラです。256 kbytesのL2キャッシュとSIMD 付単精度浮動少数点演算ユニットを装備したe500は、最大1 GHzのスピードで動作し、ピークパフォーマンスは1850 MIPSに達します。標準PowerQUICC IIIペリフェラルは、DDR SDRAMメモリコントローラ、64-bit PCI/X/PCIコントローラ、RapidIOポート、2チャネル10/100/1000イーサネットコントローラを装備しています。RISCベースのCPMは、3つのファースト・シリアル・コミュニケーションコントローラ (FCC)、2つのマルチチャネル・コントローラ (MCC)、4つのシリアル・コミュニケーション・コントローラ (SCC)、およびシリアル・ペリフェラル・インタフェース(SPI)と I²Cインタフェースを装備しています。
PowerQUICC III ファミリーで最初にリリースされるのがMPC8560 とMPC8540です。MPC8560はベーシックなPowerQUICC IIIアーキテクチャとCPMの組み合わせです。MPC8540はCPMを装備していない代わりに1チャネル10/100イーサネットポートとDUARTを持っています。この高度にインテグレートされたすべてのPowerQUICC III製品により、ボード設計が容易になり、ハイエンドのコントロールプレーン/データプレーン・アプリケーションに絶大なバンド幅を提供します。
OSE Systemsについて
オーエスイー・システムズ(OSE Systems)は分散フォルトトレラント・アプリケーション向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)と開発ツール、サービスのリーディング・カンパニーです。OSEは航空電子工学、医療、自動車及び産業関係の制御等の安全性及びハイアベイラビリティが重要な分散型フォールトトレラントなアプリケーションにおいても使用されています。Ericsson, Lockheed Martin, Samsung, Agere Systems, SonyおよびBoeing社等の先端企業がOSEを採用しています。OSEはEnea Data (SAXESS: ENEA)の子会社です。 Eneaは組み込みシステム,IT及び e-business ソリューションに対するリアルタイムアプリケーションの開発及びサポートを含んだ特化した技術分野に対する製品,トレーニングを企画、販売しています。スウェーデンのストックホルムを本拠にEneaは全世界で600名以上の従業員を擁しております。詳しくは、www.enea.co.jp にてご確認下さい。Eneaに関する詳しい情報はwww.enea.comを参照願います。
OSEはEnea Embedded Technologyの登録商標です。
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