OSE RTOSは、高性能、マルチギガビットの仮想化データセンター・スイッチ向けに安全かつ可用性の高いプラットフォームを提供
2003年4月22日、カリフォルニア州サンフランシスコ発、Embedded Systems Conference -
OSE Systems (OSE) 社は、本日、OSEリアルタイムオペレーティングシステム (RTOS) が、Nauticus Networks社によって選ばれ、インテリジェント・データセンター・スイッチNauticus N2000シリーズに使用されることが決定したと発表しました。インテリジェント・データセンター・スイッチ「Nauticusファミリ」によって、SSLプロセッシング、レイヤ4-7アプリケーション・スイッチング、ロード・バラシングを含む、高性能ネットワークおよびセキュリティサービスがデータセンターで実現可能となります。この結果、オペレーションの簡素化、コスト削減、セキュリティ強化、性能ならびに可用性の向上を大幅に図ることができるようになります。
OSEは、N2000のネットワーク・セキュリティ機能に対して、組込オペレーティング環境を提供します。また、N2000がバーチャルスイッチング技術を供給するのに必要なメモリ保護、パーティショニング機能を提供することで、1台のN2000システムが複数の独立したバーチャルスイッチとして機能することができます。これにより、N2000は、複数の顧客、部門、アプリケーション間で、安全かつ操作上効率的な方法で、インフラストラクチャ・サービスの仮想化を実現することができるようになります。
Nauticus社のソフトウェアエンジニアリングディレクタであるKaren Wise氏は、次のように述べています。「当社がOSEを選択した理由は、折り紙付きの実績があるからです。多くのオペレーティングを評価した結果、当社が必要とする分散プロセッシングシステムの基盤として、最終的にOSEを選択しました。主な要因として、高可用性、高信頼性、スケーラビリティ、および分散システムの能力が挙げられます。全体的なシステム性能に悪影響を及ぼすことなく、これらすべてが実現可能だったからです。」
OSE Systems社の副社長であるVance Hilderman氏は次のように述べています。「OSEは、特にNauticus N2000のような次世代仮想化スイッチが提供するような、安全でスケーラブル、かつ可用性の高いネットワークサービスに最適なプラットフォームとしての地位を確実なものにしつつあります。当社のメモリ保護機能を備えたアーキテクチャならびに汎用的なプロセス間通信機能を使用すれば、柔軟でフォルト・トレラントな分散システムの構築が容易になります。また、このシステムは、複数のアプリケーションを実行するための動的再構成も可能です。」
N2000は、仮想化された1つのスイッチングプラットフォーム上で、高性能セキュリティサービスを統合した、マルチギガビットのレイヤ4-7インテリジェント・アプリケーション・スイッチングを提供する初めてのデータセンター・スイッチです。カスタム・ハードウェア・アクセラレーションを使用して、SSLアクセラレーション、TCPオフロード、ポリシの構文解析ならびに評価といった、主要なネットワーク・セキュリティサービスについて、N2000シリーズは業界の主導的性能を提供します。同時に、ハイレベルなインテグレーション、高い性能、バーチャルスイッチング技術により、N2000は業界最高速で、最も柔軟性に優れたスイッチを実現し、操作上の効率を改善しながら、データセンターアプリケーション要件の変更に対応できます。これによって、初期導入コスト、運用コストを大幅に削減します。
N2000シリーズは、システムボードに最大2枚のファンクションカードを組み合わせることで、様々な機能要求やキャパシティ要求に合わせてカスタマイズすることができます。メインシステムボードは、I/O、スイッチング、レイヤ4までのネットワークサービスをすべて実装しています。ファンクションカードは、Nauticus社製TideRunner™ チップセットを装備し、最新のレイヤ4-7サービスすべてに対して、ハードウェア・アクセラレーションをサポートしています。ファンクションカードとシステムボードでは、それぞれ制御用にPowerPCデバイスを使用しています。OSEは、3つのPowerPCプロセッサすべてで動作します。
OSEのメモリ管理システム (MMS) は、N2000シリーズで幅広く使用され、各バーチャルスイッチに対するセキュアなパーティションの提供をサポートします。これらのバーチャルスイッチは、同一の物理的ハードウェアリソースを共有しているにもかかわらず、専用のメモリとCPUリソースを使用して、プライベートメモリパーティション外で動作します。これによって、それぞれが、アプリケーション、部門、顧客ベースでカスタマイズが可能な独自のアプリケーション、セキュリティ、システムレベルの属性を持つ、論理的に独立したスイッチとして機能することができます。また、バーチャルスイッチの再構成を迅速に行うことができます。さらに、OSEのメモリ保護およびセキュアなパーティショニング機能は、外部エージェントによる各バーチャルスイッチのアプリケーションコードやデータの破壊を防止し、信頼性、可用性、フォルト・トレランス機能を強化します。
N2000は、OSEリンク・ハンドラ機能を駆使して、N2000の分散プロセッシング・アーキテクチャにおけるプロセス間通信をより簡素化することができます。リンク・ハンドラは、メッセージパッセージパラダイムを利用することで、煩雑で高価なミドルウェアや追加のAPIを必要とせず、複数のプロセッサ間で、複数の相互通信プロセスならびにアプリケーションを分散させるための、ハードウェアやアプリケーションに依存しないフレームワークを提供します。リンク・ハンドラを使用することによって、プロセス間通信は、プロセスの物理的位置に依存しなくなります。これにより、柔軟性や再構成性が向上し、デバイスドライバやアプリケーションコードを変更せずに、プロセスを新しいCPUに移動させることができるようになります。
Nauticus Networks社について
Nauticus Networks社は、最新のスイッチング技術による企業のデータセンターの強化、最適化を支援します。カスタムTideRunner™ チップセットおよび独自の仮想化機能を中心に構築されたインテリジェント・データセンター・スイッチNauticus N2000シリーズは、セキュアなアプリケーションデリバリ、SSLプロセッシング、レイヤ4-7スイッチングを含む、高性能ネットワークおよびセキュリティサービスをデータセンターにおいて実現します。その結果、データセンターにおけるオペレーションの簡素化、コストの削減、セキュリティの強化、性能ならびに可用性の向上を図ることができます。Nauticus Networks社は、マサチューセッツ州フレーミンガムを本拠地として2000年に設立され、Charles River Ventures、Matrix Partners、North Bridge Venture Partners、Advent Internationalなど一流のベンチャーキャピタル会社の支援を受けています。詳細については、www.nauticusnetworks.com. をご覧下さい。
OSE Systemについて
オーエスイー・システムズ(OSE Systems)は分散フォルトトレラント・アプリケーション向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)と開発ツール、サービスのリーディング・カンパニーです。OSEは航空電子工学、医療、自動車及び産業関係の制御等の安全性及びハイアベイラビリティが重要な分散型フォールトトレラントなアプリケーションにおいても使用されています。Ericsson, Lockheed Martin, Samsung, Agere Systems, SonyおよびBoeing社等の先端企業がOSEを採用しています。OSEはEnea Data (SAXESS: ENEA)の子会社です。 Eneaは組み込みシステム,IT及び e-business ソリューションに対するリアルタイムアプリケーションの開発及びサポートを含んだ特化した技術分野に対する製品,トレーニングを企画、販売しています。スウェーデンのストックホルムを本拠にEneaは全世界で700名以上の従業員を擁しております。詳しくは、www.enea.co.jp にてご確認下さい。Eneaに関する詳しい情報はwww.enea.comを参照願います。
OSEはEnea Embedded Technologyの登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。
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