OSEリアルタイムOSが高度でコスト効率の良い次世代通信ゲートウェイを実現
米国デトロイトTelematics Updateにて 2003年4月29日、30日(現地時間)
OSE Systemsは、2003年4月29日、30日に米国デトロイトで開催されたTelematics Updateにおいて、初めて米国のテレマティックスマーケット向けの新しいソリューションを発表しました。 OSE Automotive Gatewayは自動車の制御信号をすべて取り扱うためのインテリジェントなスイッチングノード開発を可能にします。OSE Automotive Gatewayは汎用プロセッサおよびDSPプロセッサをサポートする、OSEリアルタイム・オペレーティングシステムを使用しています。車上のあらゆる情報がひとつのプラットフォームに集約されることにより、従来のスタンドアローン型ソリューションも融合させることが可能です。また、ナビゲーション、通信システム、ドライバー・インフォメーションシステムと結合させることで、OSE Automotive Gatewayが大変効率の良い、しかも低コストのソリューションを実現します。
OSE Systemsの北米副社長のVance Hildermanは次のように述べています。「これまで数々のインフォテイメントデバイスにおいて、様々なオペレーティングシステムが採用されてきました。次世代のダッシュボード、ナビゲーションシステム、カーラジオ、さらにはフル装備のマルチメディア・システムなどのコストダウンを実現するためには、システムが車上のデータの流れや入出力をすべて統合するコミュニケーション・ゲートウェイを核として構築される必要があります。我々のオペレーティングシステムは、元々通信システム用に開発されているため傑出したプラットフォームを提供します。
OSE Automotive Gatewayにより、CAN、 MOST、 Bluetooth-MOSTなどの車上のネットワークからGSM、OSGi経由のエマージェンシー・コールのような外部とのやりとりに至るまで、全てのデータの流れを処理、管理、接続するコミュニケーション・ゲートウェイを構築することが可能になります。OSE Automotive Gatewayは、OSEまたはサードパーティー・サプライヤーにより、すべてのハードウェアアーキテクチャとソフトウェアスタンダードをサポートします。
OSE Automotive Gatewayは先進のダイナミックプログラム・ランタイムローディング機能を含んでおり、バージョンアップなどのソフトウェア・アップデートがシステム稼動中にでも容易に行えます。メモリ保護機能や特別なメモリーマネジメント機能がメモリのフラグメンテーションや同時に実行されるプログラム間の相互干渉を防ぎます。さらにメモリ保護機能により低コストなフラッシュメモリを必要に応じて使用することでRAM容量を抑えることもできます。
OSE Automotive Gatewayは、32ビットプロセッサ用の強固でスケーラブルなOSEリアルタイム・オペレーティングシステムを採用しています。OSEカーネルは、メモリを抑えるために非常にコンパクトでモジュール型のコンフィギュレーション可能なカーネルで、ベーシックなモジュールは60から150kBしか必要としません。すべてのコンポーネントを使ったフルコンフィギュレーションでも700kBにすぎません。OSEはすべてのリアルタイムニーズを満たせると確信しています。このモジュール構造によりOSEオペレーティングシステムはあらゆるクラスの車へ対応が可能です。
OSE Automotive Gatewayは汎用プロセッサとDSPの両方をサポートすることで車載のハンズフリー音声制御などへの対応も容易になります。OSEリンクハンドラがDSP用のOSEck RTOSへのメッセージとリンクを管理し、両方のOSが共通のAPI (Application Programmer's Interface)を使用することで開発が簡素化されます。複数のプロセッサが動作中に、デバッギングを行うこともできます。OSEckはDSPおよびマルチコアのDSPにおいて、最小限のフットプリントで且つパワフルなアプリケーションを実現できるように最適化されています。OSEckは非常に小さなメモリフットプリントで、タイトなタイミングとすばらしいパフォーマンスを両立させる機能を有しています。プリエンプティブなカーネルは低い割り込み遅延と高いデータスループットを実現します。
OSE Automotive Gatewayのグラフィックソリューションとしては、パートナー製品であるSwellsoftwareのPortable Embedded GUI (PEG)などが統合可能です。E-mailやWEB、WAPブラウザなどの追加機能も用意されています。OTIのJ9 (J2ME互換) Java VMがOSGiブロードバンドの実現をサポートします。サービスゲートウェイとしてのOSGiは車上のネットワーク上にサーバーとして組み込まれ、OSE OSがオープンスタンダードな環境で外部のインターネットサービスプロバイダにリンクすることを可能にします。
製品リリース
OSE Automotive Gatewayは近日中にリリースされます。価格は$10,000から提供予定でおりますが仕様により異なります。
OSE Systemについて
オーエスイー・システムズ(OSE Systems)は分散フォルトトレラント・アプリケーション向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)と開発ツール、サービスのリーディング・カンパニーです。OSEは航空電子工学、医療、自動車及び産業関係の制御等の安全性及びハイアベイラビリティが重要な分散型フォールトトレラントなアプリケーションにおいても使用されています。Ericsson, Lockheed Martin, Samsung, Agere Systems, SonyおよびBoeing社等の先端企業がOSEを採用しています。OSEはEnea Data (SAXESS: ENEA)の子会社です。 Eneaは組み込みシステム,IT及び e-business ソリューションに対するリアルタイムアプリケーションの開発及びサポートを含んだ特化した技術分野に対する製品,トレーニングを企画、販売しています。スウェーデンのストックホルムを本拠にEneaは全世界で600名以上の従業員を擁しております。詳しくは、www.enea.co.jp にてご確認下さい。Eneaに関する詳しい情報はwww.enea.comを参照願います。
OSEはEnea Embedded Technologyの登録商標です。
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