ニュース&イベント

Solutions
Home > ニュース&イベント > Press Releases > 2003

Discretix Technologies、OSE リアルタイム・オペレーティング・システム向けに高度なモバイル・ハンドセット・セキュリティを提供

セキュリティ・ソリューションと携帯電話オペレーティング・システムの統合により、モバイル・ハンドセット全般で高度なモバイルサービスが実現可能に

2003年7月2日(現地時間)、スウェーデン ストックホルム、イスラエル ネタニヤにて  

携帯電話業界におけるオペレーティング・システムのリーディングベンダであるOSE Systemsとモバイルデバイス向けの高度な組込セキュリティ・ソリューションのリーディングサプライヤであるDiscretix Technologies Ltd.は、オペレーティング・システムOSE for Wireless Devices向けDiscretix CryptoCell(TM)組込型セキュリティ・ソリューションの発売を発表しました。この統合により、携帯電話のデータセキュリティが強化され、デジタル権利マネジメント、モバイルコマース、モバイルバンキング、仮想プライベートネットワーク (VPN) を介した企業ネットワークへのリモートアクセスといった、信頼性を必要とする高度なモバイル・アプリケーションやサービスが実現可能になりました。

CryptoCellは、完全なセキュリティ・ツールボックスで、携帯電話業界特有のニーズを満たす堅牢で高性能なセキュリティ・ソリューションを提供します。このソリューションは、共通セキュリティ・アルゴリズムをはじめ、機密データやソフトウェアコードの保護を含むセキュリティ・プロトコルおよびアプリケーション・インターフェースに至るまで、セキュリティ面すべてをカバーし、携帯電話専用のリアルタイム・オペレーティング・システム OSE for Wireless Devices に対応しています。

Discretix TechnologiesのCEO Gal Salomon氏は、次のように述べています。「携帯電話市場における成長の継続は、モバイルコマース、企業ネットワークへのアクセス、モバイルバンキングなどの新しいリソース集約型アプリケーションに大きく依存することになるでしょう。セキュリティは、これらすべてのタイプのサービスが成功するための鍵となります。OSE Systemsとのパートナーシップは、リソースに制約のある携帯電話の要件を完全に満たす、あらかじめ統合された安全なプラットフォームを実現します。」

OSE for Wireless Devices用のDiscretix CryptoCellセキュリティ・ソリューションは、デバイスリソースに負担をかけることなく、エンドユーザに安全なモバイルサービスを提供するでしょう。

OSE SystemsのプロダクトマーケティングマネージャであるEva Skoglund氏は、次のように付け加えています。「ワイヤレスデータサービスの台頭に伴い、ワイヤレス市場においてセキュリティや暗号化の必要性が高まってきています。通話時間を増やし、メモリの可用性を高めるには、リソースの効率化が不可欠です。Crypto Cellは、ハンドセットメーカに重要なエンドユーザ付加価値をもたらす、強力なソリューションです。リソース制約に対応するよう最適化されたモバイルデバイス向けの完全なオペレーティング・システムとセキュリティ・ソリューションを、Crypto CellとOSEは共同で提供します。」

Crypto Cell組込型セキュリティ・ソリューション
CryptoCellは、モバイルデバイスのベースバンドチップまたはアプリケーションチップに組み込まれ、低消費電力、高性能、小型シリコン・フットプリントを提供すると同時に、標準セキュリティ・プロトコルのサポートを可能にします。ハードウェア・コンポーネントには、PKI (公開鍵基盤)、ハッシュ、対称暗号化のための暗号化エンジン、乱数発生器、バスウォッチャー、安全なストレージ・メカニズムが含まれます。ソフトウェア・ライブラリには、認証処理、WIM (Wireless Identification Module) などのセキュリティ・プロトコルおよびAPI機能が含まれます。

CryptoCellは、システム・リソース(ゲートカウント、消費電力、コードサイズ、性能)の面で十分に最適化が図られ、単一の統合システムとして一体化されました。このソリューションは、異なるアルゴリズムのファミリ、およびそれらのハードウェア実装に関する4つのパテントに基づいています。ハードウェアコアは、小型シリコン領域に限定され、3つのアルゴリズム・ファミリ(非対称、対称、ハッシュ)すべてに対する乱数発生器とハードウェア・アクセラレーションを含みます。CryptoCellは、顧客固有とスタンダードベース両方のセキュリティ・ソリューションを実現するため、このブロードベースを基にカストマイズすることが可能です。ハードウェアコアは、セキュアROMやRAMを必要としないので、デバイスメーカの部品コストを大幅に削減するとともに、ベーシック・デバイスとハイエンド・デバイスの両方のニーズに対応するように設定が可能です。

OSE for Wireless Devices
OSE for Wireless Devicesオペレーティング・システムは、モバイルデバイス専用のリアルタイム・オペレーティング・システム・ソリューションです。OSEは、バッテリ寿命の延長のための効率的な電力管理、堅牢な性能を実現するメモリ管理、ランタイム中のダイナミック・ソフトウェア・アップデートといった、最新の携帯電話に必要な全機能を提供し、新しいモバイルサービスの基盤を築きます。OSEは、特に携帯電話で使用されているARM(非同期応答モード)分散型マルチコア・システムおよびデジタル・シグナル・プロセッサをサポートしている、唯一の市販OSです。OSEを搭載することによって、メーカは、モデム/ アプリケーション・ユニットに対して1つのオペレーティング・システムのみ用意すればよいので、携帯電話の開発を大幅に簡略化し、こうした作業の収益性を高めることができます。

可用性
この統合ソリューションは、現在 Discretix から販売されています。統合ソリューションをベースにした最初のモバイルデバイスは、2004年第一四半期にエンドユーザに発売予定です。

Discretixについて
Discretix Technologiesは、シリコンベースのセキュリティテクノロジ分野におけるマーケットイノベータとして、モバイルデバイスやスマートカードのベンダにソリューションを提供しています。Discretixは、コスト、サイズ、消費電力の面で厳しい制限のある環境において、一貫した強力なソリューションを提案します。また、主要なセキュリティ・プロトコル、標準、アルゴリズムすべてをサポートし、半導体やデバイスベンダに対して、現在ならびに将来のスタンダードベースのセキュリティ要件をサポートするセキュリティ・ツールボックスを提供します。Discretixの製品は、特許で保護された技術に基づくもので、限られたシリコン領域内で高性能なセキュリティを実現します。このテクノロジが有効なさまざまな種類のアプリケーションとともに、半導体ベンダに対してライセンス可能なIPコアとして提供されます。Discretixの製品やソリューションの詳細情報は、http://www.discretix.com/ をご参照ください。

OSE Systemについて
オーエスイー・システムズ(OSE Systems)は分散フォルトトレラント・アプリケーション向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)と開発ツール、サービスのリーディング・カンパニーです。OSEは航空電子工学、医療、自動車及び産業関係の制御等の安全性及びハイアベイラビリティが重要な分散型フォールトトレラントなアプリケーションにおいても使用されています。Ericsson, Lockheed Martin, Samsung, Agere Systems, SonyおよびBoeing社等の先端企業がOSEを採用しています。OSEはEnea Data (SAXESS: ENEA)の子会社です。 Eneaは組み込みシステム,IT及び e-business ソリューションに対するリアルタイムアプリケーションの開発及びサポートを含んだ特化した技術分野に対する製品,トレーニングを企画、販売しています。スウェーデンのストックホルムを本拠にEneaは全世界で600名以上の従業員を擁しております。詳しくは、 www.enea.co.jp にてご確認下さい。Eneaに関する詳しい情報はwww.enea.comを参照願います。

CryptoCellは、Discretix Technologies Ltd.の登録商標です。

◆お問い合わせ先
エニア・エンベデッド・テクノロジー株式会社
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-4-2 風雲堂別館ビル 4F
Tel: (03)5207-6167 Fax: (03)5207-6169
URL: http://www.enea.co.jp E-mail: japan@enea.com