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エニア・エンベデッド・テクノロジー、モトローラ PowerQUICC™ III 通信プロセッサ向けの OSE RTOS および開発ツールの出荷を発表

  • OSE for PowerQUICC III RTOS、間もなく出荷開始
  • モトローラ、ネットワーク・インフラストラクチャ用 OSE for PowerQUICC III を採用
  • OSE RTOS、PowerQUICC IIIのRapid IO テクノロジーをサポート


2003年12月9日(現地時間)、スウェーデン・ストックホルム、および米国カリフォルニア州サンディエゴにて

通信市場向けの組込みソリューションおよびサービスのリーディング・プロバイダである エニア・エンベデッド・テクノロジー(以下エニア) は、モトローラ PowerQUICC III(以下PQIII) 通信アーキテクチャ向け OSE RTOSテクノロジーの発売を発表しました。

エニアはまた、モトローラが主要ネットワーク・インフラストラクチャ・プロジェクトにおいてOSE for PQIIIを採用したことを発表しました。OSEのユニークかつリアルタイムな高可用性機能は、ダイナミック・プログラム・ローディング、メモリ保護、先進のシステムレベル・デバッグ・ツールのサポートとともに、PQ III向けネットワーク・インフラストラクチャ・アプリケーションの開発、市場導入を迅速化します。OSE for PQ III ベータ版は、顧客及びプロスペクトによる検証をたった1日で完了しました。

OSE for PQ III は、OSE リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、開発ツール、およびモトローラの8540/8560プロセッサ用ボード・サポート・パッケージを含みます。OSE for PQ III は、先進的な高可用性アーキテクチャ、分散型システム向けの効率的な通信フレームワーク、RapidIO のサポートを特徴としています。これらの機能により、OSE および PQ III をベースとする分散型通信ネットワークは、業界で最も信頼性の高い、強力でフレキシブルなプラットフォームとなります。

OSE for PQ III は、プロセッサの RapidIO アーキテクチャをサポートします。OSE のメッセージ・パッシング・プログラミング・モデル、ならびにリンク・ハンドラ・テクノロジーは、PQ III で使用する RapidIO スイッチ・ファブリック相互接続テクノロジーにぴったりと適合します。OSE リンク・ハンドラは、RapidIO 規格に準拠し、多数の CPU 間における分散型のメッセージベース通信を高性能かつシームレスに提供します。OSE の開発者は、最大 10 Gbits /秒のデータ・スループットや保証付きデリバリ機能など、RapidIO の利点を最大限活用できます。

OSE for PQ III は、高性能の分散型マルチチャネル/マルチ機能通信用に設計された、フルプリエンプティブかつマルチプロセッサ対応の小型カーネルを搭載しています。OSE は、テレコムおよびネットワーク関連の用途において、コントローラ、DSP間のプロセス間通信確立のための優れたメカニズムであるダイレクト・メッセージ・パッシング (DMP) とネットワーク管理/デバッグツールを利用します。OSEはまた、PQIIIのハードウェアMMUを利用してファイアウォールを形成し、カーネルとアプリケーション・プロセスが互いを破損しないようにすることで信頼性と可用性を向上させます。自動故障検出と監視機能などの高可用性機能によって、何ら妥協することなく信頼度を向上させます。

エニアは、PQ III に搭載されるOSEに対して、万全のツールサポートを行います。このサポートには、RTOSを意識したシステムレベルの分析/プロファイリング・ツールである OSE Illuminator が含まれます。OSE Illuminator を使用することで、プログラマは一連のイベントとして見なされるアプリケーション用のデータを監視、制御、収集することができます。OSE Illuminator は、Metrowerks CodeWarrior™ Development Studio (PowerQUICC III Edition) と緊密に統合されており、ハードウェア開発、ボード実装、OSE カーネル導入から、アプリケーション開発、プロジェクト管理、RTOSを意識したソースレベルおよびシステムレベルのデバッギングやコードカバレッジまで、包括的なソフトウェア開発サイクルに対応します。これに加え、ハードウェア・シミュレーションを提供する OSE Softkernel もサポートに含まれます。

OSE サポート・パッケージは、モトローラの 8560ADS および Torridion ボード用、ならびにGDA Technologies 社のRMC 8540用の製品が入手可能です。Enea は、Metrowerks社のPowerQUICC III向けPowerTAP PRO ICE (サーキット・エミュレータ)もサポートします。

入手可能時期
OSE for PowerQUICC III RTOS および関連ツールは既に発売されています。OSE LinkHandler for Rapid IO は2004年初に出荷される予定です。

PowerQUICC™ III について
PowerQUICC III は、PowerPC Book E e500 コア、標準周辺機器、およびオプションとしてマルチチャンネルのコミュニケーション・プロセッサ・モジュール (CPM) を組み合わせた高性能通信コントローラです。256K バイトの L2 キャッシュとSIMD 機能付き単精度浮動小数点ユニットを備えた e500は、最大 1 GHz のスピードで動作し、最大 1850MIPS のピーク性能を提供します。PowerQUICC III 標準周辺機器の構成は、DDR SDRAM メモリコントローラ 1 台、64 ビットPCI/X/PCIコントローラ 1 台、RapidIO ポート 1 個、および 10/100/1000 イーサネット・コントローラ・ペア 1組です。RISC ベースの CPM は、3 台の高速シリアル通信コントローラ(FCC)、2 台のマルチチャンネル・コントローラ (MCC)、4 台のシリアル通信コントローラ (SCC)、1つのシリアル周辺インタフェース (SPI)、および1つの I2C インタフェースを備えています。

Rapid IO™について
RapidIO は、モトローラ社および RapidIO Trade Association 会員企業50社によって定義された高機能組込み相互接続テクノロジーの規格です。RapidIO アーキテクチャは、ネットワーク/通信機器、企業向けストレージなどの高性能組込みマーケットに適用するよう設計されています。インターネット・インフラストラクチャで使用されるより高度な性能のネットワーク機器の要件にも対応します。RapidIO は、回線ボード上のチップ間の相互接続、ならびにバックプレーンを使用した回線ボード間の相互接続のための電子データ通信規格です。RapidIO アーキテクチャは、帯域幅の拡大、コスト低減、市場導入の迅速化など、他のコンピュータ・セントリックなバス規格よりも優れた特徴を実現します。詳しくは http://www.rapidio.org/home をご参照ください。

エニア・エンベデッド・テクノロジーについて
エニア・エンベデッド・テクノロジー(以下エニア)は、フォルトトレラント、高可用性、セイフティクリティカルな組込システム向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、開発ツール、およびサービスのリーディング・プロバイダです。エニアは、OSEリアルタイム・オペレーティング・システムを所有し、販売しています。OSEは、分散型通信システム (通信インフラストラクチャや携帯電話など)、航空電子工学、医療、自動車および産業関係の制御システムを含む、世界中の多くの製品で使用されています。エニアは、Enea Data (SAXESS: ENEA) の子会社で、スウェーデン ストックホルムを拠点にしています。Enea Dataは、全世界で600名近くの従業員を擁し、さまざまなリアルタイム組込型、ITおよびe-businessアプリケーションの製品、サービス、トレーニングを提供しています。主な顧客は、Ericsson、Lockheed Martin、Samsung、Agere Systems、Sony、Boeing等の先端企業です。Enea Embedded Technologyに関する詳しい情報は、www.enea.co.jp にてご確認下さい。Enea Dataについては、www.enea.comをご参照下さい。

OSEはEnea Embedded Technologyの登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。

◆お問い合わせ先
エニア・エンベデッド・テクノロジー株式会社
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-4-2 風雲堂別館ビル 4F
Tel: (03)5207-6167 Fax: (03)5207-6169
URL: http://www.enea.co.jp E-mail: japan@enea.com