モトローラのエレクトロニクス事業、次世代通信プラットフォーム向けに OSE を選択
スウェーデン・ストックホルムおよび米国カリフォルニア州サンディエゴにて、2004年2月3日(現地時間)
通信業界向け組込ソリューションとサービスのリーディング・プロバイダであるエニア・エンベデッド・テクノロジーは、モトローラがエニアの二つ目の PowerQUICC IIIデザインラインを獲得したことを本日発表しました。モトローラの自動車用エレクトロニクス・グループは、次世代通信プラットフォームで使用されるカスタム PowerQUICC III ボード向けに、OSE リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、ならびに Metrowerks 社の CodeWarrior Development Studio を選択しました。
モトローラの関係者は次のように述べています。「エニアのセールスと FAE サポートは、当社のシステム向けに OSE RTOS を選択する重要な要因でした。エニアのセールスとサポート・チームは、OSEを当社のカスタム・ハードウェアに移植する際、長時間にわたり電話や現場で支援してくれました。顧客と直接やりとりを行うOSEの迅速なサポートが、今回の選択の決定的な要因となりました。」
エニア・エンベデッド・テクノロジーのマーケティング部長 Adrian Leufvén 氏は次のように述べています。「当社の二つ目の PowerQUICC III デザイン・ウィンにより、高品質製品を、オンタイムに、当社の製品ロードマップに沿った形で、ライバルに先駆けて納入できる当社の能力が証明されました。OSEは、その高可用性、メモリ保護付きアーキテクチャ、決定論的なリアルタイム・レスポンス、メッセージ・ベースの RapidIO のサポート、先進的なシステムレベルのデバッギング・ツールにより、分散型 PowerQUICC アプリケーション開発用の卓越したプラットフォームとなります。」
「市場投入まで厳しい時間的制約のある PowerQUICC 開発者にとって、OSEは特に魅力的な製品だと思います。OSEは CodeWarrior と密接に連携してすぐに使えるソリューションを PowerQUICC 設計者に提供し、開発をすぐにスタートできるようにします。モトローラが使用しているものと同様のカスタム PowerQUICC ボード向けのボードは通常1日で実装できます。」と、Leufvén 氏は語っています。
OSE for PowerQUICC III は、モトローラの 8540/8560 プロセッサ向けの OSE RTOS、開発ツール、ボード・サポート・パッケージを含んでいます。OSE RTOSは、高性能分散型マルチチャネル/マルチ機能通信アプリケーション用のコンパクトで完全にプリエンプティブな高可用性マルチプロセッサRTOSです。OSE はまた、PowerQUICC のハードウェア MMU を利用してファイアウォールを形成し、カーネルとアプリケーション・プロセスが互いを破損しないようにすることで信頼性と可用性を向上させます。
分散型通信を能率的に行うため、OSEリンク・ハンドラーは、ハードウェアやアプリケーションに依存しないメッセージング・パッシングを採用しています。メッセージ・パッシングは、異なるCPU上でも動作し、プロセス間通信をプログラムに対して透過的に行います。リンク・ハンドラーは、PowerQUICC III の RapidIO スイッチ・ファブリック用途に最適です。最大 10 Gbits /秒のデータ・スループットや保証付きデリバリ機能を最大限活用できます。
エニアは、PowerQUICC III に搭載されるOSEに対して、万全のツールサポートを行います。このサポートには、RTOSを意識したシステムレベルの分析/プロファイリング・ツールである OSE イルミネーターが含まれます。OSE イルミネーターを使用することで、プログラマは一連のイベントとして見なされるアプリケーション用のデータを監視、制御、収集することができます。OSE イルミネーターは、Metrowerks 社の CodeWarrior™ Development Studio (PowerQUICC III Edition) と緊密に統合されており、ハードウェア評価、ボード実装、OSE カーネル導入から、アプリケーション開発、プロジェクト管理、RTOSを意識したソースレベルおよびシステムレベルのデバッギングやコードカバレッジまで、ソフトウェア開発のあらゆる側面に対応します。これに加え、ハードウェア・シミュレーションを提供する OSE ソフトカーネルもサポートに含まれます。
OSE サポート・パッケージは、モトローラの 8560ADS および Torridion ボード用、ならびにGDA Technologies 社の RMC 8540 用の製品が入手可能です。エニアは、Metrowerks 社の PowerQUICC III向け PowerTAP PRO ICE (サーキット・エミュレーター)もサポートします。
入手可能時期
PowerQUICC III 向け OSE RTOS は、既に発売されています。Torridon Rapid IO 向け OSE リンク・ハンドラーは、2004年5月に出荷予定です。
Enea Embedded Technologyについて
Enea Embedded Technologyは、フォルトトレラント、高可用性、セイフティクリティカルな組込システム向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、開発ツール、およびサービスのリーディング・プロバイダです。Enea Embedded Technology は、OSEリアルタイム・オペレーティング・システムを所有し、販売しています。OSEは、分散型通信システム (通信インフラストラクチャや携帯電話など)、航空電子工学、医療、自動車および産業関係の制御システムを含む、世界中の多くの製品で使用されています。Enea Embedded Technologyは、Enea Data (SAXESS: ENEA) の子会社で、スウェーデン ストックホルムを拠点にしています。Enea Dataは、全世界で600名近くの従業員を擁し、さまざまなリアルタイム組込型、ITおよびe-businessアプリケーションの製品、サービス、トレーニングを提供しています。主な顧客は、Ericsson、Lockheed Martin、Samsung、Agere Systems、Sony、Boeing等の先端企業です。 Enea Embedded Technologyに関する詳しい情報は、www.enea.co.jp にてご確認下さい。Enea Dataについては、www.enea.comをご参照下さい。
OSEはEnea Embedded Technologyの登録商標です。
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