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OSE リアルタイム・オペレーティング・システム、FLIP 電力線通信技術をサポート

SPIDCOM Technologies、エニアのOSEを利用して、220V/110V電力線によるインターネット・アクセスと画像データ転送向けOEMソリューションを構築

パリ、RTS Embedded Systemsにて、2004年3月30日(現地時間)
通信市場におけるオペレーティング・システム・ソリューションのリーディング・プロバイダであるエニア・エンベデッド・テクノロジーは、SPIDCOM Technologiesが、新しい電力線通信技術FLIP (Flexible Powerline) の開発に、OSEリアルタイム・オペレーティング・システムを採用したことを本日発表しました。この新技術は、中低電圧での高速、低価格インターネット・アクセス、および220V/110V電力線によるホーム・ネットワーキング(高解像度画像・音声、データ通信、VoIP)を実現します。

FLIP技術は、インターネット・アクセスとマルチ・メディア向けのOEM (Original Equipment Manufacturers) マーケットをターゲットとしています。FLIPは、ネットワーク・ノード(ヘッド・エンド、リピータ、ホーム・ゲートウェイなど)に含まれ、標準電力線を通じてエンド・カスタマーにインターネットや音声サービスを提供します。また、ホーム・シネマ、テレビ・ゲーム、ホーム・ネットワーキングなど、音声・画像ストリーミング向けのエンターテイメント家電にも対応します。FLIPは、高度に統合されたデジタル・プロセスと224Mbpsのデータ転送を提供し、低コストのアナログ・フロントエンドを用いた費用効率の高いソリューションを実現します。FLIPは、多様なサービスとアプリケーションをサポートするための7つの独立したサブバンドとともに、帯域およびキャリア管理向けの完全に構成可能なOFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing: 直交周波数分割多重) 技術を特徴としています。

FLIP技術は、特殊な単一のプラットフォームにおいて開発されました。このプラットフォームは、ARM922T搭載の高密度FPGAであるALTERA Excalibur、デジタル・シグナル処理プロトタイピング用の2つのXILINX Virtex2 4000、およびExcaliburプラットフォーム上の信頼性の高いOSE RTOSを統合するものです。このオープン・アーキテクチャにより、OEMは最良の電力線ソリューションの開発、調整を迅速化することができます。

OSE RTOSは、FLIPが必要とする高度なソフトウェア性能を提供します。リアルタイム・プロセスを制御し、IPネットワークへ即座に組み込まれる必要のあるTCP/IPスタックなどの拡張ソフトウェア機能を追加します。SPIDCOMは、オペレーション・システムの選択の際、可用性、簡素性、費用効率性を含んだいくつかの基準を設けました。OSEはこれらの基準をクリアし、使いやすさと開発期間の短縮で最良のソリューションと認められました。OSEは、その高性能、ならびに効率的かつ使いやすいAPI (application programming interface)を特徴とし、高レベル通信アプリケーションに最適です。OSEのシンプルなRTOSコンセプトによって、開発期間とコストが大幅に削減され、迅速な開発が可能になりました。

SPIDCOM Technologies社のテクニカル・マネージャであるEtienne Cheveau氏は次のように述べています。「Altera社のARMベースのExcaliburプラットフォーム上のOSEは、当社の開発において市場投入までの時間短縮に最大の貢献を果たしました。OSEのプログラミング・モデルは、かつてないほど極めて容易です。」

エニア・エンベデッド・テクノロジー、フランス支社のジェネラル・マネージャであるGilles Richardは次のように説明しています。「このプロジェクトに参加したことを誇りに思います。このプロジェクトは組込開発にとって真の挑戦であったからです。エンド・ユーザが、家庭で標準電力線を通じて音声・データ・画像伝送にアクセスできるようにするためには、非常にコンパクトなフットプリントと迅速なデータ処理が必要でした。」

現在、SPIDCOM Technologies社は、OEM用の2種類のFLIP製品を提供しています。SPiDChip200搭載の電力線物理レイヤ・プロセッサは、デジタル・シグナル処理、組込型ARMプロセッサ、標準インターフェイスなどのコンポーネントを統合します。SPiDKit200 Development Kitは、完全なモジュラー・ハードウェア/ソフトウェアのバンドルで、プロトタイプ・アプリケーションの構築、フィールド・テストの設定、実行可能性デモンストレーションの実施に利用されます。

SPIDCOM Technologiesについて
SPIDCOM Technologiesは、ELSYS Designの子会社です。2002年に創業したSPIDCOM Technologiesは、現在電力線通信ソリューションのリーディング・イノベータであり、先進性ネットワーキングとアクセス・アプリケーションという競争的優位性を持ち、飛躍的な速度と性能をOEMに提供しています。SPIDCOMはフランス・パリを本拠地とし、IC製品とモジュールの開発、製造、販売を手がけるファブレス半導体企業として事業を行っています。高い技術力を持つ開発チームが完全なリファレンス設計情報、開発、評価ツールを活用し、これらのソリューションをサポートしています。特許取得済みのシグナル処理アルゴリズムをベースとしたSPIDCOMのソリューションは、現在世界最速のPLCソリューションです。SPIDCOMについての詳細な情報については、www.spidcom.comをご参照ください。

ELSYS Designについて
ELSYS Designのミッションは、エレクトロニクス・システムの設計において他の企業を支援することです。ELSYS Designは、業界および財界のグループから独立した存在として創立されました。エレクトロニクス設計とシステムの専門知識の組み合わせを基盤とするこの企業の独特の存在は、顧客に真のノウハウを提供することを可能にしています。ELSYS Designは、信頼や長期的視野による関係に基づいて、パートナーシップを築き、顧客のニーズに応えるソリューションを提供しています。ELSYS Designについての詳細な情報については、www.elsys-design.comをご参照ください。

Enea Embedded Technologyについて
Enea Embedded Technologyは、フォルトトレラント、高可用性、セイフティクリティカルな組込システム向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、開発ツール、およびサービスのリーディング・プロバイダです。Enea Embedded Technology は、OSEリアルタイム・オペレーティング・システムを所有し、販売しています。OSEは、分散型通信システム (通信インフラストラクチャや携帯電話など)、航空電子工学、医療、自動車および産業関係の制御システムを含む、世界中の多くの製品で使用されています。Enea Embedded Technologyは、Enea Data (SAXESS: ENEA) の子会社で、スウェーデン ストックホルムを拠点にしています。Enea Dataは、全世界で600名近くの従業員を擁し、さまざまなリアルタイム組込型、ITおよびe-businessアプリケーションの製品、サービス、トレーニングを提供しています。主な顧客は、Ericsson、Lockheed Martin、Samsung、Agere Systems、Sony、Boeing等の先端企業です。 Enea Embedded Technologyに関する詳しい情報は、www.enea.co.jp にてご確認下さい。Enea Dataについては、www.enea.comをご参照下さい。

OSEはEnea Embedded Technologyの登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。

◆お問い合わせ先
エニア・エンベデッド・テクノロジー株式会社
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-4-2 風雲堂別館ビル 4F
Tel: (03)5207-6167 Fax: (03)5207-6169
URL: http://www.enea.co.jp E-mail: japan@enea.com