EE-Auto の OSE Epsilon RTOS、TCP/IP スタック、Web サーバ、フラッシュ・ファイル・システムおよび開発ツールにより、MAC7111 ベースの車載制御アプリケーションに最適なプラットフォームを提供
2005年5月17日(現地時間)、ミシガン州デトロイトで開催の Telematics Update Detroit Conference にて
エニアは、本日、フリースケール社のマイクロコントローラ MAC7111向けEE-Auto プラットフォームを発表しました。EE-Auto プラットフォームは、エニアのOSE Epsilon リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)に、最適化されたTCP/IP スタック、フラッシュ・ファイル・システム、開発ツールを組み合わせたものです。小さなコードサイズと高速かつ高信頼性のリアルタイム・レスポンスという要件を満たすことで、MAC7111 ベースの車載インフォテインメント制御アプリケーションに理想的なプラットフォームを提供します。EE-Auto は、MAC71xx ファミリーのすべてのプロセッサに対応しています。MAC7111 評価ボードには、OSE Epsilon CD とモーター制御アプリケーションのサンプルが含まれていますので、EE-Auto をすぐに実行することができます。
エニアのプロダクト・マーケティング・ディレクター Michael Christofferson は、次のように述べています。「今日の自動車では、ABS ブレーキやエンジンからテレマティクスに至るまで、あらゆる機能が電子システムによって制御される傾向にあります。こうした複雑な機能群を確実に管理するためには、リアルタイム・スケジューリング、メモリ管理、割込み処理、I/O、およびネットワーキングのための先進的な機能性が必要です。EE-Auto は、MAC7111 ベースの車載制御システムを設計する自動車業界の OEM に、このような先進的な機能性を提供します。」
Christofferson はさらに次のように続けました。「MAC7111の高パフォーマンス、統合フラッシュ、高汎用性 I/O アーキテクチャは、コードサイズやメモリの厳しい制約があるコンピュート・インテンシブな車載アプリケーションに対応するには理想的です。OSE Epsilonは、コンパクトなサイズ、高速かつ予測可能なリアルタイム・レスポンスで、MAC7111 と最適な組み合わせを実現し、高度な車載/テレマティクス用アプリケーションを実行するための優れたプラットフォームを提供します。」
MAC7111 は、エアバッグ、インストルメント・クラスタ、ボディ制御などの組込の車載アプリケーション向けに最適化された、フラッシュ搭載 32ビット・マイクロコントローラ・ファミリーとピン互換製品です。最大動作周波数50 MHz の 32ビットARM7/TDMI-S™ RISC コアを搭載、512KB のプログラム用フラッシュEEPROM、32 KB のデータ用フラッシュEEPROM、32KB の RAM を内蔵しています。MAC7111 は、この他にも、16チャネルの10ビットAD コンバータ、16チャネルの高度なモジュラー I/O タイマ・サブシステム、4つの拡張シリアル通信インタフェース、4つのCAN 2.0 インタフェース、2つのシリアル・ペリフェラル・インタフェース(SPI)、I2C バス・インタフェース、リアルタイムの命令トレースをサポートする JTAG テスト・ポートを備えています。
EE-Auto の OSE Epsilon RTOS は、リソース制約のあるアプリケーション向けに最適化された高性能のリアルタイム・カーネルです。わずか4KB のメモリ占有量で、統合エラー・ハンドリング機能を搭載し、300 ナノ秒のコンテキスト・スイッチ・スピードを実現します。フルプリエンプティブで、割込み遅延時間は 1 マイクロ秒以下です。また、ハードリアルタイム制約のある車載制御アプリケーションにとって重要な要件である、優先度ベース・スケジューリングとデッドライン・スケジューリングの両方をサポートしています。
EE-Auto は、最適化されたTCP/IPv4 スタック、Web サーバ、組込ファイル・システム、インターネット・ユーティリティを含む、完全なネットワーク・ソリューションを提供します。
フリースケール社のツール・プログラム・マネージャーBill Krakar 氏は、次のように述べています。「エニアは、製品の品質と信頼性で定評があり、Freescale の MAC7111 をサポートする企業として理想的です。当社の自動車業界の顧客は、エニアの MAC7111 EE-Auto プラットフォームの堅牢性を高く評価することでしょう。」
EE-Auto は、GNU、アーム、グリーンヒルズ、および IAR Systems の統合開発環境をサポートしています。エニアの OSE ソフト・カーネル・シミュレーション・ツールにより、設計者は、ターゲット・ハードウェアを使用しなくても、PC 上でコードの開発とテストを行うことができます。エニアは、RTOS アウェアなシステム分析/プロファイリング・ツールである、OSE イルミネータも提供しています。OSE イルミネータにより、プログラマは、アプリケーションのデータを(コンテキスト・スイッチやプロセス間のメッセージ・パッシングなどの)イベント・シーケンスとして監視、制御、収集することができます。また設計者は、複数の MAC7111 ノードの同時デバッグ、各ノード上で動作中のすべてのプロセスとプロセス情報のグラフィカル表示、イベントへのブレークポイント設定、CPU パフォーマンスのプロファイル、メモリ使用量の監視/調整を行うことができます。
Enea について
Enea は、フォルトトレラント、高可用性、セイフティクリティカルな組込システム向けのリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、開発ツール、およびサービスのリーディング・プロバイダです。OSEは、分散型通信システム (通信インフラストラクチャや携帯電話など)、航空電子工学、医療、自動車および産業関係の制御システムを含む、世界中の多くの製品で使用されています。 Enea ABは、スウェーデン ストックホルムを拠点にしています。全世界で約500名の従業員を擁し、さまざまなリアルタイム組込型アプリケーションの製品、サービス、トレーニングを提供しています。主な顧客は、Ericsson、Nokia、Boeing、Motorola、Alcatel、Volvo、TI、Agere Systems、富士通等の先端企業です。 詳しくは www.enea.com. をご覧下さい。
Enea は、ストックホルム株式取引所 Attract 40 に上場されています。
OSE は Enea の登録商標です。
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