2006年2月13日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて
先進的なデバイス・ソフトウェアにおける世界的リーダーであるエニアは、同日、業界最速・最小のフラッシュベース・リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)である Polyhedra FlashLiteを発表しました。このSQL RDBMSは、クライアント-サーバ・アーキテクチャ、アクティブ・クエリ、データベース内に「ビジネス・ロジック」の組み込みを可能にするパワフルなトリガ言語を備えており、フラッシュ・データストレージを活用して、従来のディスクベースのRDBMSに比べて10倍もの高パフォーマンスを実現します。Polyhedra FlashLiteは、高パフォーマンスかつコンパクトなサイズで、フラッシュメモリが使用可能なことから、feature phoneなどのスタンドアロン・低電力のデバイス、ホームゲートウェイやセットトップボックスなどのディスクレスシステムに最適です。
エニアは、DSOソリューションのキーエレメントのデモをHospitality Suite (# HS59) で行う予定です。
Polyhedraの製品マーケティングマネージャ Dr. Nigel Day は次のように述べています。「高機能リレーショナル・データベース管理システムのニーズは、もはやディスクベースのコンピュータ・システムに限られているものではありません。現在の携帯デバイスは、驚異的なコードの発展を経験し、日々コンピュータに近づきつつあります。そのため、これらのデバイスは、処理実行中に電力切れを起こしてしまったとしても、複雑なデータを処理し、デ―タの安全性と整合性を保たなくてはなりません。Polyhedra FlashLiteのようなフラッシュベースのRDBMSは、これらの要件を満たすとともに、既存のコーディングスキルをプログラマが活用できるようにします。」
MobileTraxの主席アナリストJ. Gerry Purdy氏は次のように述べています。「携帯デバイスは日進月歩で進化しており、ますます複雑なプログラムを実行したり、高度に複雑化したデータを処理するようになっています。Polyhedraのような高機能フラッシュベースRDBMSを使うことにより、プログラマは高レベルのツールを得て、複雑化したデータ向けにセキュアで低電力・高速なストレージを提供し、デバイス・ソフトウェアの最適化に向けた、さらに高レベルで使いやすいソリューションを目指す業界の動きを加速化させることができます。」
Polyhedra FlashLite (“PolyLite”) は、トランザクショナルRDBMSで、組み込みシステム・アプリケーション向けにセキュアで高パフォーマンスのデータ・レポジトリを提供します。小さなコード・フットプリントを特長とするPolyLiteは、高速NORおよび低価格NANDフラッシュの両方をサポートし、従来のディスクベースやフラッシュベースRDBMSと比べて桁違いにパフォーマンスを向上させる、キャッシュベースの設計を採用しています。
Polyhedra FlashLiteは、コードと作業スペースに1 MバイトのRAMしか占有せず、ディスクやフラッシュメモリをデータ・ストレージとして利用することができます。コードがROMableであり、キャッシュサイズが制御できるため、設計者は、必要であればRAMの占有を200 kバイトまで削減することができます。フラッシュメモリをデータ・ストレージとして利用できることで、サイズ、電源要件、コストなど、feature phoneを含むスタンドアロン・低電力デバイスが必要とするキーファクタのすべてを縮減することができます。
Polyhedra FlashLiteはACID (atomic, consistent, isolated and durable) に準拠しています。Atomic(強さ)とConsistent(首尾一貫性)は、トランザクションの一部が失敗した場合、ロールバックを行い、データベースがある一貫性のある状態から次の状態へ移行できるようにするという意味です。Consistent(首尾一貫性)とIsolated(独立性)とは、各トランザクションは他のトランザクションに依存せず、各トランザクションの内部の状態は他のトランザクションからは全く見えないようになっていることを意味します。Durable(耐久性)は、システム障害の際にもデータの整合性が維持されるという意味です。
Polyhedra FlashLiteは、クライアント-サーバ・アーキテクチャを利用することで、データを使うアプリケーションとデータ本体を分離させ、データベース・ソフトウェアによって使用されるメモリを過失による変更から保護し、データの整合性と復元力を向上させています。PolyLiteは、使いやすいデータベースに依存しないデータマニピュレーション/クエリ言語である標準SQLを利用しています。これは、いくつものテーブルにまたがる複雑なクエリから、シンプルな単一のテーブルによるクエリまでをサポートします。
Polyhedra FlashLiteのアクティブでイベントドリブンなテクノロジーは、データベースの堅牢性を高め、アプリケーションを簡素化し、パフォーマンスを向上させます。たとえば、アクティブ・クエリは、データの変更が発生した場合に直ちにアプリケーションに知らせるといった、きめ細かなSQLプッシュ技術を提供します。これにより、ポーリングの必要がなくなるため、プロセッサ使用率も低下します。PolyLiteはまた、データベース設計者がアクティブなトリガ式のデータベース常駐コードを設置できるようにして、アプリケーションレベルのデータ整合性ルールをデータベースに直接組み込めるようにします。このようにして「ビジネス・ロジック」をデータベースに組み込むことで、データベース内の情報の「正確性」を全体的に向上させるだけではなく、アプリケーション内に必要なコード量を減らすことで、プログラマの生産性を改善します。
Polyhedraは、Polyhedra RDBMS製品ファミリの一部で、この製品群はすべてインターオペラブルで共通のコードベースを共有します。この主力製品は、フォルトトレラントなメモリ常駐型のバージョンで、32ビットおよび64ビットの両方に対応しています。
Polyhedraファミリは、OSE、VxWorks、Integrity、Linux、Windows、Unixなど広範囲のオペレーティングシステムで利用できます。転送プロトコルとしてTCP/IPが使われている場合、Polyhedraのクライアント-サーバ間プロトコルはプラットフォームを独立させ、リモートのデータベースのインテロゲーションや更新を可能にします。これにより、システムのパーツが複数のプラットフォームにまたがって分散できるようになるため、分散型システムの設計が簡素化されます。また、アプリケーション開発フェース中、リモートのデバッグが容易にできるようになります。
Enea について
Enea は、組込みシステム・アプリケーション向けリアルタイム・テクノロジー、サービスのリーディング・プロバイダです。最高の安全性、高可用性が求められるアプリケーションにおいて全世界でソフトウェアとサービスを提供しています。主な顧客は、テレコム、自動車、医療等に携わる先端企業です。OSEリアルタイム・オペレーティングシステムは、世界中で何百万もの製品に使用されています。 Eneaは、約500名の従業員を擁し、ストックホルム株式取引所 Attract 40 に上場されています。
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