2006年2月13日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて
ワイヤレス・システム向けの先進的なデバイス・ソフトウェアで世界をリードするエニアは、同日、3Gシステム向け Device Software Optimization (DSO) の主要コンポーネントを3GSM World Congressにて披露することを発表しました。エニアのRTOS、ミドルウェア、データベースをあらかじめ統合した新しい技術により、設計者は低コストで可用性の高い無線アクセス・システムやモバイル・デバイスを迅速に市場導入できます。
エニアのCEOであるJohan Wallは次のように述べています。「エニアのワイヤレスDSOソリューションは、3G基地局や無線アクセス・ネットワークからfeature phoneまで、多種多様なワイヤレス・システムに対応します。当社のメモリ保護付きRTOSとHAミドルウェアは、あらかじめ統合したフレームワークを提供し、機器メーカーが、高可用性、高スケーラビリティ、高管理性を備えた信頼性のあるシステムを、低コストで迅速に市場導入できるようにします。同時に、当社のフィールドでアップグレード可能なDSP、深く組み込まれたRTOS、フラッシュベースのデータベース技術と連携することで、小型・低コスト・低電力・高機能なモバイル・デバイスを構築するのに最適なプラットフォームを提供します。」
エニアDSOポートフォリオ
エニアDSOポートフォリオは、インターオペラブルな組み込みオペレーティングシステムのファミリを基礎としており、共通APIやメッセージベースのプロセス間通信モデルを共有します。エニアの組み込みOSファミリは、Linuxのクロスプラットフォームをサポートし、複数の高パフォーマンスCPU、深く組み込まれたコントローラ、DSPにわたる組み込みコンピューティングに対応する、エンド・ツー・エンド・ソリューションを提供します。
エニアの主力製品であるOSE RTOSは、コンパクトでプリエンプティブなメモリ保護付きRTOSで、システムのプロセスやアプリケーションの自動障害検出およびヘルス・モニタリング、バッテリ寿命を延長するパワー・マネージメント・システム、フラッシュのサポートによるクラッシュセーフなファイル・システムなどの機能を備えています。エニアの深く組み込まれたOSE、OSE Epsilon、およびDSP RTOSのOSEckは、わずか4kバイトしかメモリを占有せずに、コンテキスト・スイッチング速度300 nsec、割り込み遅延の最悪値 1 usecという、完全にエンプティブでイベントドリブンなリアルタイム・レスポンスを実現します。
これら3種類のRTOS (OSE, OSE Epsilon, OSEck) はすべて、動的ダウンロード機能を備え、新しいアプリケーションの実行中システムへのダウンロードを可能にし、モバイル・デバイスの柔軟性を高めます。 また、これらのRTOSは完全なネットワーキング・ソリューションを特長とし、MobileIP機能付きデュアルモードIPv4/IPv6 TCP/IPスタックや、DHCP、DNS、FTP、TFTP、Telnet、Web Server、SSL、IPSecといったネットワーキング・アプリケーションの包括的スィートを備えています。
高可用性ミドルウェア
Elementは、テレコム、データコム、自動車、産業用制御装置、医療機器の分散型アプリケーション向けのアプリケーション開発フレームワーク(ADF)であり、高可用性(HA)ミドルウェアです。Elementは、複数のプロセッサやオペレーティングシステムにまたがる複雑な分散アプリケーションの開発を容易にする通信サービスを提供します。また、Elementは、計測、障害管理、アップグレード管理、シェルフ管理といったサービスも提供し、分散ネットワークのモニタ、プロビジョン、サービス、アップグレードや微調整を容易に行えるようにします。
フォルトトレラントな組み込みデータベース
PolyhedraはアクティブなSQL RDBMSであり、組込みシステムアプリケーションに、セキュアでフォルトトレラント、高パフォーマンスなデータ・リポジトリを提供します。小さなコード・フットプリントを特長とするPolyhedraは、メモリ常駐タイプのデザインを採用し、最大で従来のディスクおよびフラッシュベースのRDBMSに比べて桁違いにパフォーマンスを高めることができます。Polyhedraには、フラッシュ・メモリにデータを格納できるようにして、モバイル・デバイスのコスト、サイズと電力消費を大幅に縮減するフラッシュ・バージョン (Polyhedra FlashLite) もあります。どちらのバージョンのPolyhedraも、OSE、VxWorks、Integrity、Linux、Windows、Unixなど広範囲のオペレーティングシステムで利用できます。
DSOについて
DSOは、開発時間の削減、信頼性の向上、デバイス・ソフトウェア向けパフォーマンスの最適化を目的とした、業界の標準です。DSOは、ソフトウェア開発に企業全体として取り組むというアプローチに重点を置き、ベストケースを活用し、複数ベンダの提供によるインターオペラブルで最善の組み合わせのソフトウェア・コンポーネントを利用します。エニアは、DSOのトレンド、製品、参加企業などの最新DSO情報を提供するウェブサイトDSO.comの創立メンバーであり、主要な貢献企業です。エニアは、現在他のDSOサポート企業と共同で、標準の策定やデバイス・ソフトウェア企業への支援活動を行うべく、DSOの正式な業界グループの設立に向けて尽力しています。
Enea について
Enea は、組込みシステム・アプリケーション向けリアルタイム・テクノロジー、サービスのリーディング・プロバイダです。最高の安全性、高可用性が求められるアプリケーションにおいて全世界でソフトウェアとサービスを提供しています。主な顧客は、テレコム、自動車、医療等に携わる先端企業です。OSEリアルタイム・オペレーティングシステムは、世界中で何百万もの製品に使用されています。 Eneaは、約500名の従業員を擁し、ストックホルム株式取引所 Attract 40 に上場されています。
詳しくは www.enea.com をご覧下さい。
OSE は Enea の登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。
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