2006年7月10日、カリフォルニア州サンホセにて
先進的なデバイスソフトウェアの世界的リーダーであるエニア (Stockholm: ENEA.ST) は、同日、自社のリアルタイム・オペレーティング・システム (RTOS) が独立系のテストで好成績を収めたことを発表しました。テストは Dedicated Systems によって行われ、RTOS のキー・パフォーマンス、信頼性、および機能性パラメータが広範囲に渡って評価されました。OSE は、パフォーマンス、メモリ保護、フォルトトレランス、プロセス間通信を含む、多数の重要カテゴリで高得点をマークしました。以下の Dedicated Systems のウェブサイトから報告書全体をダウンロードできます。
http://www.dedicated-systems.com/encyc
エニアの製品管理ディレクタ Mike Christofferson は次のように述べています。「Dedicated Systemsのテスト結果により、分散型高可用性アプリケーション向けの卓越した RTOS としての OSE のポジションの有効性が独立的に確認されました。OSE は、高可用性、フォルトトレランス、柔軟性を独自に組み合わせた製品を提供し、複数のプロセッサ、オペレーティング・システム、インターコネクトに渡って配備される、スケーラブルでポータブルな分散型アプリケーションの設計を簡素化します。」
Dedicated Systems の CEO Martin Timmerman氏は次のように語っています。「OSE のアーキテクチャを詳細に調査した結果、このオペレーティング・システムは、特に分散型フェールセーフ・システムに最適であることが明らかになりました。」
また、OSE は、Dedicated Systemsのパフォーマンス・ベンチマークでも素晴らしい結果を記録しました。Freescale PowerPC プロセッサのコンピュータ・リソースを最大限に活用し、ほとんどのテストで QNX などの競合 RTOS を上回る成績を残しました。OSE は、スレッドの作成・削除・切替、セマフォの作成・削除・取得・解放、ミューテックスの取得・解放を含む、広範囲に渡るパフォーマンス・テストにおいて競合製品を圧倒しました。ほとんどのテストで、OSE は、他の競合 RTOS に比べて桁違いの卓越性を示しました。
OSE が特に高得点をマークしたのは、OSE の LINX プロセス間通信サービスの基礎を成す、透過的なダイレクト・メッセージ・テクノロジーです。
Timmerman 氏は、次のようにも述べています。「OSE の非同期メッセージ・パッシング・システムは先進的で極めて有益です。OSE は真のミクロ・カーネル・アーキテクチャを搭載しています。このアーキテクチャの基礎を成すのは、分散スレッド間の通信向けの OSE の非同期メッセージング・サービスで、ルーティングのような高度な機能を実装するために、汎用メディアを備えています。」
Dedicated Systems の報告書は、OSE のメッセージ・パッシング・サービスの透過性について特別の関心を払うべきだとしています。このサービスは、プロセスが対象プロセッサ、オペレーティング・システム、またはインターコネクトのどこにあるかに関わらず、プロセス間の通信を可能にします。透過性によって、複数のCPUやオペレーティング・システム上で実行するアプリケーションやアプリケーションプロセスは、あたかも同一オペレーティング・システム、同一のCPU上で実行しているかのように、シームレスに相互通信できるようにすることで、分散型アプリケーションの開発を簡素化します。さらに、開発者は、最小限のアプリケーション・コードの変更だけで、システムの再構成、拡張、アップグレードができます。
OSE は、信頼性の向上のみならず、開発メモリとデバッグのプロセスの大幅な簡素化にも貢献する、メモリ保護機能においても好成績を記録しました。
Timmerman 氏は次のようにも指摘しています。「OSE の素晴らしい特長は、異なるメモリ領域間の保護レベルの区分や設定に使用されるコールが、MMU が存在するかどうかに依存しないということです。これにより、(真のメモリ保護を備えた)MMU を使用するシステムのデバッグを容易にし、アプリケーション・コードを変更せずに(MMU を持たない)低価格プラットフォーム上でのこの商品化を実現しました。素晴らしいですね!」
OSEは、コンパクトでプリエンプティブなメモリ保護付きRTOSで、最高の信頼性、セキュリティ、可用性を求めるフォルトトレラントな通信アプリケーション向けに最適化されています。OSE は、わずか100キロバイト未満のメモリしか占有せずに、プロセッサのメモリ管理ユニットを利用してカーネルとアプリケーションプロセス間にファイアウォールを構築し、信頼性と可用性を向上させます。さらに、OSE は、システムのプロセスやアプリケーションに対する自動障害検出・監視を備えることで、信頼性と可用性を高めています。
LINX は、スケーラブルで高パフォーマンスな透過的メッセージ・パッシング IPC テクノロジーで、複数のオペレーティング・システムとプロセッサを使用する、複雑な異種分散システムに最適です。 LINXは、競合する IPC プロトコルに比べて大幅にパフォーマンスを向上する、軽量の接続プロトコルを採用しています。例えばTICPに 比べて、LINX は、イントラノード IPC で25 %の遅延低減、20 %のスループット向上、インターノード IPCで10 %の遅延低減、25 %のスループット向上を実現しています。(数値はいずれも平均値)
LINX は、DSP やマイクロコントローラから64ビット CPU まで拡張できる唯一の IPC テクノロジーです。LINXは、オペレーティング・システム(すなわち、Linux、OSE や他の RTOS など)やメディア/インターコネクト(すなわち、Gigabit Ethernet、RapidIO、PCI、共通メモリなど)に依存しません。この柔軟性と透過性により、LINXは、単一ブレード上の単一プロセッサでも、マルチラックシステムの何百というプロセッサでも、多様なネットワーク構成に対応できます。
Enea について
Enea は、リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、ミドルウェア、開発ツール、データベース技術およびプロフェッショナル・サービスのリーディング・サプライヤです。通信インフラストラクチャや携帯端末、医療機器、自動車制御システムなどの高可用性システム向けにソフトウェアとサービスを提供しています。Enea の主力オペレーティング・システムであるOSEは、世界の3G携帯電話および基地局の約半数で使用されています。 Eneaは、500名以上の従業員を擁し、ストックホルム株式取引所に上場しています。詳しくは www.enea.com をご覧下さい。
OSE は Enea の登録商標です。
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